エドワード・ウエストン
エドワード・ウェストン (Edward Weston、1886年3月24日 - 1958年1月1日)はアメリカの写真家で、グループf/64の創設メンバー。彼の写真は、ほとんど8X10インチの木製大判カメラ(ビュー・カメラ)で撮られている。
エドワード・ウエストンの名言集
写真はある一瞬を分離させ、永続させるものだ。それは重要で意味のある瞬間のこともあれば、まったく逆のこともある。すべては写真家が対象を理解し、プロセスを把握しているかどうかにかかっている。
私の真の目的は「生命」という一語に要約される。私を引きつけるこの言葉を暗示するようなものなら何でも写真に収めたいと思う。
すべてのアーティストに言いたい、「作品づくりに制限を加えるな。あえて実験的であれ。内なる衝動を大切にしなさい。それが新しい方向に向かうものなら、なおさらだ」と。
写真家にとってもっとも重要な、そして同様にもっとも難しい作業はカメラの使い方を習得することでも、現像でも、プリントでもない。「写真的な」見方を身につけることだ、つまり、自分の機材やプロセスの能力という見地から被写体を見て、目の前の光景からふさわしい要素や意味を瞬時に選び出し、自分が望む写真へと変換する能力のことだ。
写真集
Edward Weston: 125 Photographs
2011年12月に250ドルという豪華版で出版された本作が、手頃な価格でリリースされました。有名な代表作とともに、あまり知られていない作品もあわせ125枚の厳選された写真が鑑賞できます。
Edward Weston: The Last Years in Carmel
エドワード・ウェストンの晩年の作品が収められた写真集。カリフォルニア州カーメルを終の棲家と定めたウエストンは、これまでの作品スタイルを変化させ、自然がつくりだす情景を力まずに写し出しています。
Edward Weston: Forms of Passion
ウエストンの代名詞ともいえる「フォームの美」を追求した写真集。人体、貝、植物、野菜、風景の300以上の写真を堪能できるおすすめの一冊です。
Margrethe Mather & Edward Weston: A Passionate Collaboration
マルグレーテ・マザーという女性は、ウエストンの言によれば「彼の人生における最初の重要人物」で、写真家としての初期のキャリア形成に重大な影響を与えました。仕事上のパートナーとしてともに活動しながらも、恋人としても関係を続けた12年に及ぶ期間とマザーに光を当てたユニークな評伝。