アウグスト・ザンダー
アウグスト・ザンダー(August Sander, 1876年11月17日 ラインラント=プファルツ州アルテンキルヒェン郡ヘルドルフ - 1964年4月20日 ケルン)は、ドイツの人物写真(ポートレイト)および記録写真家。
ザンダーの写真には風景、自然、建築、街角を撮った写真もあるが、最も有名なものは、『Menschen des 20. Jahrhunderts』シリーズによって実証される「人物写真」である。このシリーズでザンダーは、ヴァイマル共和政(ワイマール共和制)期の社会の断面を示そうとした。シリーズは、「農民」「熟練工」「女性」「階級と職業」「芸術家」「町」「Last People(ホームレス、退役軍人、など)」と7つのセクションに分けられている。1945年までにザンダーは4万もの写真を撮っていた。
ザンダーの写真には風景、自然、建築、街角を撮った写真もあるが、最も有名なものは、『Menschen des 20. Jahrhunderts』シリーズによって実証される「人物写真」である。このシリーズでザンダーは、ヴァイマル共和政(ワイマール共和制)期の社会の断面を示そうとした。シリーズは、「農民」「熟練工」「女性」「階級と職業」「芸術家」「町」「Last People(ホームレス、退役軍人、など)」と7つのセクションに分けられている。1945年までにザンダーは4万もの写真を撮っていた。
アウグスト・ザンダーの名言集
もしも私、アウグスト・ザンダー、この肉体的にも精神的にも健康な男が、物事をありのままに見ようとするばかりで、あるべき姿やありうる姿に目を向けていないというのでしたら、どうぞお許しを願いたい。私には他にやりようがないのです。30年間写真家をやってきて、できる限り献身的に、この仕事にすべてを捧げてきました。私が選んだ道は変化に富んだ道でしたが、自分の過ちを認めることを教えてくれました。ケルン・アート・ギャラリーでの展覧会は、これまでの調査結果を発表しています。自分が正しい道にいることを望んでいます。見せかけ、ポーズ、小細工に満ちた甘ったるい写真ほど、私にとって忌まわしいものはありません。このために、私はこの時代のこの時代の人々の真実を、うそ偽りのない方法で語ることにしたのです。
私は人を悪く見せようとしたことはない。彼ら自らがそうしているだけだ。ポートレートは鏡である。それはあなた自身である。
我々の時代の人々の姿を、写真という手段によって、本来の姿に絶対的に忠実に収集することほど私にとってふさわしいものはないと思われます。我らの時代の真実を、我らの時代の人々の真実を、正直に語らせてください。
写真集
August Sander: 1876-1964 (Photographic Study)
イタリアで印刷された本書には168点の高品質な印刷による写真が収録されています。アウグスト・ザンダー入門としてうってつけの写真集。
August Sander: People of the 20th Century (7 Volume Set)
アウグスト・ザンダーのライフワーク『20世紀の人々』全7巻の完全版です。ザンダー渾身の仕事、ぜひ手に入れておきたいものです。