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ハリー・キャラハン

 

ハリー・キャラハン


ハリー・キャラハンの名言集

写真は人生そのものと同じくらい冒険であり、自分の個人的な感情は表現する価値のあるものだということに、多くの人が気づいてほしいと願っている。私にとって写真が刺激的なのはまさにその点なのだ。

私は絶えず写真を撮っている。よいアイデアや強い感情を持たないまま撮影することもままある。そんなときの写真はほぼ全滅だが、こうした写真たちが私の視点を成長させ、後になってその後の写真にプラスになると信じている。私は写真を強烈に信じている。そして、写真を直感的に追求していくことによって、その作品が見る人の心の琴線に触れることを望んでいる。

写真家になるには、写真を撮らなければならない。多くの本を読んで学んでも、出席したセミナーの一覧を作っても、写真を撮るというシンプルな行為の代わりにはならない。経験こそが最良の教師である。それでもアーティストになれるという保証はない。人生という旅路だけがそれを決めるのだ。

思うにアーティストなら誰でも無の境地に到達したいと思っているのではないだろうか。それ以上遠くに行けないという地点へ。

これまでに4万枚のネガを撮影してきた。そのなかで気に入っているのは800枚ほどだ。

写真を撮るときは、無駄なおしゃべりをするな、メモを取るな、自分を分析するな、そしていかなる質問にも答えるな。

神秘はテクニックのなかにあるのではない。我々ひとりひとりの中にある。



写真集

Harry Callahan: The Photographer at Work
キャラハン、アンセル・アダムスなど多くの写真作品を所蔵することで知られるアリゾナ大学クリエイティブ写真センターが開催した回顧展に伴い、出版された写真集。キャラハンを深く知るための一冊。序文はMoNAのキュレーターだったジョン・シャーカフスキー。

Harry Callahan: Retrospective
2013年7月に刊行された写真集。60年近くのキャラハンの活動が一冊にまとめられている。カラー作品も豊富に収録。


Harry Callahan
ワシントンD.C.にあるナショナル・ギャラリー・オブ・アートにて開催された回顧展のカタログ。119枚の作品によってキャラハンの生涯を振り返ります。

Harry Callahan: Eleanor
キャラハンの写真の主要テーマであった妻エレノアの作品を集めた一冊。一人の女性をさまざまな方法、フォーマット、シチュエーション、テクニックで見つめています。







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